和尚のひとりごと№1261「第26願 那羅延身願」
和尚のひとりごと№1261「第26願 那羅延身願」
第26願 那羅延身願(ならえんじんがん)
設我得佛國中菩薩不得金剛那羅延身者不取正覺
せつがとくぶつこくちゅうぼさつふとくこんごうならえんじゃしゃふしゅしょうがく
たとい、われ仏を得んに、国の中の菩薩、金剛那羅延の身を得ずんば、正覚をとらじ
【言葉の説明】
金剛那羅延身 金剛石(ダイヤモンド)のように硬く、那羅延天のように力の強い身。那羅延天はインドの神の名である
【現代語訳】
私が仏となる以上、私の国土の菩薩たちが、金剛力士のように強靭で健康な身体を得られるようにしよう。それができないようであれば、私は仏となるわけにはいかない。
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
無量寿経 (注解者 阿満利麿 筑摩書房)